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最終更新日:2011年1月14日

パネルがゆがんでいた

画面横のボタンの反応がおかしい。
音量が勝手に上がる
(メンテナンス)

Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアの
マルチAVシステム装着車に適用

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マルチAVシステムのAVスイッチ
 


概要


マルチAVシステムの画面横のボタンを押しても反応しなくなったり押した状態が続いたので直しました。


症状

・ボタンを押した時のクリック感がない。

・ボタンを押しても反応しない。

・ボタンを押すと操作音が2回鳴って2回押したことになってしまう。

・ボタンを押すと押しっぱなしの状態になる(例:音量が勝手に上がる)。

・違うボタンが反応する(例:「選局」ボタンを1回押すと色合いの調整になる)

・操作音が鳴りづける。

・画面付近にビニールや服装を近づけると静電気で誤動作することがある。


※クリック感が悪い時は要注意!音量を上げると大音量になることがあります。こんな時は「電源」ボタンも反応しなくなっているので大音量まま(笑)。ちなみにCDプレーヤーのプレイスイッチを2度押せばマルチAVシステムの電源が切れます。


原因

操作パネルのゆがみ。

操作パネルのちょっとした変形でボタンが押しにくい状態になってしまいます。特に長時間走っていると熱がこもりやすく、その熱で変形して症状が出やすくなりま。
また、逆に押された状態になっていたため、他のボタンを押しても反応しなかったのです。連続入力できるボタンの場合は何度も押した状態になりました。



修理

症状が出ている時に操作パネルの適当な部分を押しながらボタン操作をすると正常に行えることから、操作パネルのゆがみが原因だということはわかっていました。

操作パネルを分解してみると、CRTディスプレイ右上の「電源」ボタン〜「音量」ボタン付近の黒樹脂パネルが確かに変形していました。

音量を下げるボタンのクリック感が悪いことから、このボタンが常に接触不良状態となっていて、他のボタンを押した時に連続して押したような動作になったと思われます。

「ラジオ」ボタンを1回しか押してないのに、2回押したようにピッピッと操作音が鳴ってテレビがつく現象も同じ原因と思われます。

ボタンに変な力が加わらないように操作パネルを組み直したら良くなりました。



モニター周りのボタン検査中(AVスイッチの基板)


モニター周りのボタン検査中(AVスイッチの基板)

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