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公開日:2007年11月5日
最終更新日:2013年9月9日


強い力で開くようになった

フード ステーの交換
(メンテナンス)

Y31シーマおよびY31セドリック/グロリアに適用


 

概要

2007年9月、走行距離22.0万キロの頃、ボンネットを支えきれなくなったフードステーを新品に交換しました。

フードステーはボンネットダンパーやフードダンパーとも呼びます。


症状

ボンネットを開けていると自然にバタンと閉じてしまう。手や頭などを挟まれる可能性があり、とても危険です。


解説

ステー内部に封入されている高圧ガスの圧力が下がってきているため、ボンネットを支えられなくなってきていました。

ステー内部のガス圧は温度によって変化します。エンジンの熱や気温が高い時は圧力が高いので、ボンネットが自然に落ちてくることは稀ですが、作業していてエンジンが冷めてきたり気温が低くなると圧力も低くなるので、自然にボンネットが落ちてきます。

始めは落ちてこないので大丈夫だろうと思っていても、時間の経過(温度の低下)とともにだんだん圧力が下がってきて、突然バタンとボンネットが閉まります。


費用

約13,000円 (部品代のみ。交換は自分でやりました)



部品購入

フードステーからボルトを外すのは簡単ではないので、ボルトも買いました。

請求金額:12,916円(税込み)

レッドステージ 日産サティオK店

費目 コード 作業内容および部品名称 記号 数量 部品代 技術料
65472-45V00 ステー、フード   2 11,068円  
90456-3W400 スタッド、ボール ドア   4 1,848円  

※フードステーの部品入荷待ちは約3週間。左右の形状はまったく同じ。
※スタッド、ボール ドアは、ボルトのこと。ボルトの部品入荷待ちは約2週間。
※中古のフードステーからボルトを引き抜くのは困難。新品のボルトを買った方が無難。
※2個入りのバランサーボルト90456-01P00(400円)を2個注文したが、1個ずつの単品でしか出ないとのことだった。
※フードステー1本とボルト2個のセット=ステーアッセンブリー、フード(65470-45V00)もあるようだ。
※ステー、フード65472-45V00はセットアッセンブリー65470-45V00の条件付き後対応部品で、ボルトはセットされていない。
※ボルトのセット品もあるようなので、注文時にはボルトの本数に注意。


フードステーは同一部品番号のものを2つ購入した


ボルトは462円/本(税込み)


フードステーのメーカー名「株式会社アツギユニシア」が
「株式会社ユニシアジェックス」に変わった。


交換作業

1. ボンネットが落ちてこないように支え棒をしておく。


自分は一脚で支えた


2. 古いボルトを緩めてフードステーごと取り外す。

フードステーとボルトは分離せず、ボルトを緩めてフードステーごと取り外します。
ディーラーの主治医は、「取付状態からマイナスドライバーなどでこじれば分離できる」と言っていましたが、そんなに簡単に外れるものではありません。


ステーの下側からボルトを外す(12mmのレンチ)


次にステーの上側のボルトを外す(12mmのレンチ)


3. 新しいボルトだけ取り付ける。

ボルトのみでフードステーはまだ取り付けません。


ボルトを取り付たところ


ボルトを取り付たところ


4. フードステーをはめ込んで取り付ける。

順序は下側からはめ込んで、次に上側をはめ込みます。上側をはめ込む前に、はめ込む方向を確認し、筒の黒い部分を持ってひねるように回して合わせます。上側からはめ込むと手でひねることができなくなります。


先に下側からパチッとはめ込む


次に上側をはめ込む前に穴の向きを合わせる。
合っていなければ黒い筒を持って回転させる(黄線)。
そしてパチッとはめ込む(赤線)


交換後は

ボンネットのロックを外して手で20〜30cmくらいまで上げると、後はダンパーの力で上まで上がっていきます。これはすごいと思いました。

これで作業中に頭をぶつけたり腕を挟まれることはなくなりました(笑)。



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