ディーラーは認めなかった
溶接の火花でガラス損傷(ディーラー編) (事件簿)

▲フロントガラスにこのような傷がたくさんあった。
穴の形は溶けたように丸くえぐられていた。
石が当たって付いた傷ではない
概要
1994年3月、走行距離1.2万キロの頃、ディーラーに頼んだ鈑金後、フロントガラスに傷がたくさんあるのを発見。鈑金中に付いた傷なのにディーラーは認めませんでした。
ガラスに付着物が
旧日産チェリーN営業所(1998年頃に日産プリンスに社名変更)に、右フロントフェンダーと右リアフェンダーの鈑金修理を頼みました。
納車された後でフロントガラスを拭いていたら、タオルに引っかかるものが付着していました。爪で取ろうとすると爪が傷ついてしまいます。硬貨で引っかくとなんとか取れます。
付着物が茶色く錆びているので金属片だとわかりました。おそらく、いや絶対に鈑金修理中に付いた物です。
ガラスが凹んでいた
付着物をキレイに取ったつもりでしたがまだ何か残っていました。
よく見たらガラスが凹んでいました。
大きさはいろいろありますが、およそ直径1〜2mm、深さ約0.5mmです。付着物がガラスにめり込んでいたようです。虫眼鏡で見たら良くわかりました。
ディーラーで聞いてみた
ディーラーに「鈑金屋で溶接作業のときに飛んだ火花がガラスに付いたのではないか」と抗議したら、「鈑金屋では溶接作業は絶対にしていない」と言いました(サービス工場 課長 テクニカルアドバイザーの肩書きを持つ工場長)。鈑金屋に確認もしないでこんな返事が返ってくるとは。
シーマには溶接作業してなくても他のクルマにやった溶接の火花が飛んできた可能性があると思って聞いたのに、まるで「鈑金屋では溶接行為はまったく行っていない」という風に聞こえました。

旧日産チェリー(現日産プリンス)N営業所にて
(記事と撮影時期は異なります)
「飛び石だ」
工場長は「走行中にダンプなどから落ちたり跳ねたりした石がガラスに当たって付いた傷だ」と断言しました。
こんなことを言われるとは思ってもいなかったので金属片であることを証明できる磁石は用意していませんでした(笑)。
自分しか運転しないので飛び石だったら当たったときに気付いています。
飛び石ならギザギザした傷になりますが、これは丸い傷です。しかも溶けたようにえぐれています。飛び石ではこのような穴にはなりません。こんなことは素人でもわかります。
責任逃れをするためにこんなトンチンカンなことをディーラーが言うとは。開いた口が塞がりませんでした。
「フロントガラスの交換はいくらか?」聞いてみたら、それだけはキチンと答えてくれました(他のことは誤魔化して答えているのに)。
どこの鈑金屋か
ディーラーに聞いても鈑金屋の名前は教えてくれませんでした。
しかしこっちには強い味方がいます。社外ナビです。走行軌跡を記録していてくれました(ニヤリ)。走行軌跡を表示すればどこに運んだかわかります。
後日その場所にセンチュリ○・オ○トという鈑金屋があることを確認しました(現在この鈑金屋は存在しませんので名前は隠しません)。
しかしこの件について鈑金屋には追求しませんでした。
当時、ソニー損保の自動車保険に加入していましたが、皮肉なことにその鈑金屋はソニー損保の基準で選定された指定修理工場でした。
諦めた
修理中に付いた傷であると認めるとフロントガラスを交換させられると思ったのか、工場長はまったく認める様子がなかったのでこれ以上深く追求することはしませんでした。
このようなことを相談できる詳しいお友達もいなかったし、パソコン持ってないのでネットで調べることもできなかったし、車両保険に入っていなかったので保険屋さんの強い味方もいないし(ソニー損保は何もしてくれません)、諦めることにしました。

問題の旧日産チェリー(現日産プリンス)N営業所(改装後)
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事件簿 〜 溶接の火花でガラス損傷(業者編)
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